大地の再生講座1(場と建築)

もう2023年というのに2022年の出来事を書くという、
いつもののんびりペースな記事になります。
事のはじまりは2022年の7月に行われたゆふいん文化記録映画祭で
映画「杜人」が上映されたことからはじまります。

私はこの映画の上映されるずっと前2016年に大分県では初の大地の再生講座を
宇佐市で受講しました。
その時のブログはこちら

映画「杜人」は見たかった映画でしたが、なかなか私の住まいの近くで上映されてなくて、
やきもきしてました。
FBなどでチェックしていると、ゆふいん文化記録映画祭で上映される+監督と矢野さんが
登壇されるとの事でこれは行くしかないということで上映会を見に行きました。
映画は実直に場に向き合う矢野さんと大地の再生技術研究所のスタッフ、研修生、
大地の再生講座の参加者の姿がドラマチックな演出などなく淡々と描かれていました。
これからの建築が自然と共にある姿をどう描いていけばいいのか考えさせらるいい映画でした。

映画を鑑賞した後にトークセッションが行われ、会場からの質問も受け付けてましたので、
最後に私も質問をしました。
「まずは矢野さんに質問です。自分の身近な環境、庭などに対して空気の通りを良くし、
水脈をつくるために何が出来ますでしょうか」
に対して
「まずは私の講座を受講して下さい。
映画でも取り上げましたが移植ゴテを持って穴を空気と水を通すために穴を掘ってください…」
という回答を頂きました。
簡単に出来ることですよね。
その後実家に帰った際に移植ゴテを持って庭に穴を掘り、水の浄化等のために使用した竹炭を
入れてみました。

あれから1年も経たずにまた講座を受講するチャンスがやってきました。
場所は山荘わらび野


ゆふいん文化記録映画祭で干渉した「杜人」に感化され、
正月前の観光的には閑散期である12月の寒い時期に3日間に渡り(作業的にはもう少しされているとの事)宿をお休みして大地の再生講座を開かれたとの事。

大分県の方を中心に全国各地からいろんな思いを抱えて
大地の再生講座に参加する方、スタッフが集まりました。
やはり映画を見て感化された方が数多くいらっしゃいました。
湯布院の他の宿を経営されている方など前回の参加者より一般的な方が
増えた印象なので、この映画の持つ力を改めて感じます。



この皆様と共に私は2日間受講することになります。
前段が長くなりすぎましたので講座の内容は次回に。