木づかい模型教室(本番)

1か月2本のブログを載せたいと思っていたので何とかこの目標を達成すべく頑張ってます。
前回準備の件をお伝えしましたので、本番編を。

まずは私たち建築の設計活動をしている講師と日本文理大学の学生さんのボランティアの方たちの
自己紹介からはじまります。

挨拶がおわると、まずは講義です。
この講座は別の日に1回目に木のことを知る講座を受けて、2回目となります。
1回目は木の事をよく知る講師の方が子供たちに木のことを楽しくレクチャーされたので、
その時の事など復習がてら子供たちに聞きました。
実際に杉や桧の葉を触ったり匂いを嗅いだりしていたので、私の方で杉と桧を判別する
クイズを出してもちゃんと答えられました。

森の木が家の木になるまでを学ぶ講座なので、その辺を教えつつ、基礎の話までをしてから
基礎を組み立てる作業にかかり、土台を基礎の上にのせていきます。

土台を設置した後はその上に柱を立てていきます。

説明と手を動かして模型を製作するのを繰り返しながら進めていきます。

桁や梁が組み上がると家らしくなってきます。講師やボランティアの学生さんたちに
手伝ってもらいながら模型づくりを進めていきます。

本来なら上棟まで組みあがった後に筋交いを入れますが、小屋束等入れる前に筋交いを
入れて変形したままになるのを抑えます。
みんな真剣に模型づくりに取り組んでます。

垂木を設置するとまもなく完成です。

子供たちによっては完成までの時間に差が出ますので、早く終わった子たちは
実際の木組みで遊んでもらいます。
模型はどうしてもボンドで張り付けているだけなので、
実際のものを触ってもらうのはいいですよね。

さて今回は模型を前回より簡略化したおかげで出来た時間をつかって、
学生さんたちに事前にアレンジ例として作ってもらった模型を発表してもらいました。
アレンジ例はどこにでもある素材、安く買えそうな素材で作ってくださいと学生さんたちに頼みました。
これを見て、おうちに帰って子供たちが自由な発想でアレンジしてくれるといいなと思います。
班ごとに分かれていたので、班ごとに今回作ってみた感想を共有する時間も持つことが出来ました。

最後は前回同様みんなで記念撮影。(O-laboのフェイスブックページより)
みんな無事に完成させていい笑顔です。
次は違うかたちのものにチャレンジしたいという子供たちの感想がありました。

今年(来年度)もまたパワーアップさせてみんなに森の木が家の木になるまでを楽しく
つくりながら学ぶ場を提供出来る様に頑張ります。