大地の再生講座4(場と建築)

2日目は朝から作業です。
昨日いらした方で来てない方もいらっしゃるし、この日から参加される方、
3日間みっちり参加される方などそれぞれの予定に応じて参加をされてます。

みんなで朝の挨拶から始まります。

大地の再生には様々な道具が使われます。
写真のような大きな道具から手持ちの移植ゴテ、剪定ハサミなどは持参してきました。
我流で使っていた剪定ハサミの使い方は教えて頂きました。

水と空気の通り道である点穴をあけた後に竹炭、笹の葉、葉のついた木の枝など
有機物を入れていきます。

コンクリートの桝にドリルで穴をあけていきます。
このコンクリートの塊によって水や空気の流れが遮断されてしまうため穴をあけているとの事です。
この様子をみると、コンクリートの外構製品の在り方について考えさせられます。

コンクリート製の側溝の際の部分も水と空気の脈をつくっていきます。
竹や笹は大地の再生に大活躍します。

機械の力を借りながら点穴と水脈をつくっていきます。

敷地の中の際のデザインが大切です。
ここでも笹が大活躍です。

空が暗くなるまでこの日もがんばりました。
私はこの日で作業が終わりです。

この機会を提供してくださったわらび野の方、
矢野さんをはじめとするスタッフの皆様、
この講座に参加して一緒に励んだ皆様、
本当にありがとうございました。

この2日間の大地の再生講座を受講して、色々考えさせられました。
建築の中でも外構計画なども行うのですが、外構製品はコンクリート製が多いです。
水の道の計画は漏れることなく所定の場所へ運ぶということが前提のため、
そうなっているのですが、これはいいのか…と。
建物で木を使う等配慮をしても外構までしっかり配慮出来ているか、
どう配慮すべきか今一度考えるきっかけとなりました。
建物は建物だけで成り立つわけではないので外構計画も含めて環境に対する配慮を出来る様に
やっていきいきます。