建築物グリーン化とは

今年の半ばから公益社団法人大分県建築士会が大分県より受注した
建築物グリーン化促進事業推進小委員会の副委員長に任命されました。
その中で建築物グリーン化、環境に配慮した建築とはという大前提を委員会の皆様と共有する
ために資料を作成しました。

10月7日に第1回建築技術者向け研修会を行うにあたり、
この資料を元に30分ほど説明してほしいという依頼が
ありましたので説明することになりました。

まずは会場の準備。大分センチュリーホテルで開催されました。

久しぶりにブログでも書こうと思い、建築仲間にお願いして写真を撮ってもらいました。
表紙に使用させて頂いている写真は大分県森林組合連合会のHPから抜粋させて頂きました。

引きで見るとこんな感じです。
当時はお知らせするのも少し遅れ、人数が少ないのでは…と心配してましたが、
こうやってみると思いの外人数が集まりました。

皆様には
建築物グリーン化とは 配布資料
こちらの資料を元により具体的に説明していきました。
本当は見開き2ページの方が見やすかったのですが、ちょうど両面印刷1枚の設定になって
しまいましたので、それぞれの要素と環境評価指標を比べることが出来なかったのが
少し残念なところです。

環境に配慮した建物を多角的にとらえ、高断熱化、高気密化、高効率な機器の導入はもちろんのこと、
それ以外にもいろいろあるし、自分たちで創造出来ることもあるのではなかという可能性をすこしでも
共有できればという思いでプレゼン資料を作成しました。
環境指標も様々あります。これからも出てくるかもしれません。
この資料作成を通して、私自身もかなり勉強になりました。

時にどもりながら、アワアワしながらもなんとか30分弱の説明を終えることが出来ました。
すっかり笑いをとることもわすれ、駆け足の説明になりました。

最後のまとめの文ですが、
「建築物グリーン化、脱炭素に向けての取組を多角的に捉え、
それぞれの建物に則した環境指標や補助金を活用しながら、
大分の資源や気候風土に寄り添った大分らしい
建築物グリーン化のかたちを私たち技術者が協力し合いながらつくりあげていきましょう。」
となっています。
今回は建築技術者向け研修なのでこのような言い方となりましたが、技術者だけでなく、
県民の皆様と共に大分らしい建築物グリーン化のあり方を創造していくことが出来ればと
思う今日この頃です。