大地の力を活かす

久しぶりの投稿です。今年もあと2か月半となりましたね。
今回は大地と人を元気にする話題を。
10月11日の日曜日に菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの実践講座に行ってきました。
吉田さんは映画いただきます ここは発酵の楽園
という映画に出演されています、
7月に別府市のブルーバード劇場で行われたこの映画の上映+吉田さんのトークショー
があった際にお話しは伺いましたが、
この日は実践編です。

まずは無煙炭化器で竹の笹の部分を燃やし、燃えてきたら本体の竹を燃やします。
枯れた分から生の分を入れていき、竹は同じ方向に入れるといいとのこと。
このこの器をはみ出すといけないみたいです。
小枝をいれていもいいみたいですが5センチまでがいいようです。

表面がほぼ白くなったら大丈夫とのことで、かき混ぜながら水をかけていきます。
詳しいことはこちらから
そこらへんで育っている竹を使い、二酸化炭素を固定化させて大地の栄養として土に還す。
こういう試みが少しでも広がればという思いから吉田さんは全国でこういう講座をされているとのこと。
さて水を撒いて火が消えた後、畑にまいていきます。

炭を敷いた上から土を台形に盛り、水はけがよくなる様に溝を掘ります。
その際に水の出口まで掘るのがポイントの様です。
事前に刈っていた草と共に敷くのがこの落ち葉。
しっかりと白い菌がついています。
そして触ると温かいのでみんなで触ってみました。
草(出来れば乾いた草を)を敷いてこの枯葉をのせていきます。

かなりの草を盛っていきます。
その上に先ほどの枯葉、そしてまた土をかけていきます。
水がたまらないようにかまぼこ型にしていきます。

その上からマルチシートをかけて、トンボで留めていきます。
斜めの部分に石の重しを載せます。
このままの状態で夏は2か月、秋からだと来年春まで待って土をつくっていきます。
今は秋ですので春になったら右の写真のように穴をあけて野菜の種をまきます。
この方法の草を使用することにより窒素が入ってくるので笹とかよりいいとのこと。
健康な土をつくると虫がつかない野菜をつくることが出来るそうです。
実践の後は座学でも勉強をし、コロナ対策についても助言をもらいました。

そして10日の土曜日にこちらを購入しました。

これ何か分かりますか?
マコモダケです。
臼杵市で農業に従事している
ヒャクマス
のマコモダケです。
乾燥したマコモダケは食したことがありますが、生は初めてです。
葉っぱの部分は天日干しにしてお茶に、右の写真の様に白い身の部分を食べます。
今回はごま油と一緒に塩コショウで味付けしたものを食べたり、てんぷらにしてみましたがおいしかったです。
大地の力を吸収した無農薬のマコモダケ。
低カロリーで食物繊維が豊富で葉酸やカリウムも含まれているとのこと。
旬の大地の恵みを頂き、学ぶ週末でした。