ウッドデザイン賞2019 受賞

もりのわ設計室・建築デザイン工房kocochi空間設計共同体設計監理の
「もくあみの杜」がウッドデザイン賞2019を受賞しました。

ウッドデザイン賞2019受賞作品一覧

ソーシャルデザイン部門(木を使って地域や社会を活性化しているもの)の建築・空間での受賞となります。

これも、私たちを設計監理者として選んで下さった建築主である九州林産、
前面道路幅が狭く、観光客も多く、周辺の高級旅館に配慮しながら工事を行って下さった施工者の竹内工務店、
構造及び設備の専門的立場から設計を行って頂いたきいぷらんと桑野設計、
この場に合ったサイン計画をして頂いたパン・パブリシティ他関係者の皆様のおかげです。

ウッドデザイン賞はただ単にデザイン性を評価する賞ではなくどこのどういう木材を使用しているか、
その社会的意義も評価の対象となります。

貸店舗+貸飲食店ということもあり経済性が優先されるところであるが、建築主が木を扱う会社として経済性に加え、
国産材の良さを活かした魅力的な場づくり、まちづくりへの提案を優先させたことにより実現した建物です。
もくあみの杜は構造材、端柄材、仕上材すべての使用木材約135㎥の内約133㎥(全木材の約98%)に大分県産材を使用しています。
(約2%の集成材以外)

これらの点も評価を頂いた点だと思います。

この受賞を糧に今後も木を使って地域や社会を活性化出来る建物・空間をつくることが出来る様努めて参ります。