南棟 トラスの上弦材と下弦材

北棟は屋根の鋼板貼りと壁のサイディングが貼られていて、着々と前に進んでます。

       

今日は南棟。基礎工事からようやく進みます。
今日はトラスの上弦材と下弦材の2本からなる材をホームコネクター工法で繋いていきます。

南棟で使用されるプレカット加工が終わったトラス材が全部置かれてます。

ホームコネクター工法の接着剤は気温5度以下だと効きがわるいとかなんとかで、
接着剤が温泉で温められています。(水色のバケツの中)

右の分を接着剤が通ることにより上手く攪拌されるとのことです。
試しに出してみるとマロンクリームのような色の接着剤が出てきます。

こんな感じで差し込まれた金属の中に接着剤を注入していきます。

接着剤を注入し終わると木栓を装着して完了です。
このまま1日動かさずに固定させるそうです。

さてこの工法の詳しい内容:ホームコネクター工法
トラス組において接合部をどうするかがカギとなります。
以前トラス組に大量の金物が取り付けられている案件をみて、
接合部はきれいにみせないと木を活かす空間を造ることが出来ないと思った次第です。
きっと上からみたら接合部の木栓は分からないと思います。
次回はトラスが組みあがります。

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