第四回木造建築推進セミナーへ

先週末、日田市で行われた「第四回木造建築推進セミナー」の最終回に参加してきました。

今年は大雨等の影響があり7月末からはじまったこのセミナーも
塾長である東京大学名誉教授の安藤先生の講義が最後です。
これまでは木造の構造のこと、意匠のこと、木材の性質の事、建材(床材や壁材)としての木材のことなど
様々な視点から講義が行われてきました。
これからはGNP(国民総生産)でなくGNN(義理・人情・ネットワーク)だという話や
木づかいにおける「か・き・く・け・こ」の話などなど
キャッチ―な言葉で木づかいのこと、仕事のことなどが語られていて充実した内容でした。

中間の回で参加されていた新聞記者の方が読売新聞にこのセミナーの記事を掲載されていました。
わたしも写真に写っており、ちょこっと取材も受けました。

最終回ということで杉でつくられた受講修了証が各受講者に送られました。


細かい部分までかなりきれいに杉板にプリントされていました。

講義が終わった後に受講者の人に
日田祇園山笠会館
を案内して頂きました。
テレビでみるよりもかなり精細かつ迫力のある山鉾が6基展示されていました。
いつか祭りの中で見てみたいものですね。

この木造建築推進セミナーも毎回充実した内容で実りある講義でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
毎度のことですが、このセミナーで学んだことを実設計に活かしていくことが出来ればと思う次第です。