気が付けば今年も1ヶ月が経とうとしています。本当に早いものです。
今回はお手伝いをさせてもらっている支援活動を2つほど紹介出来ればと思ってます。
まずはこの週末に西原村にて建築プロンティアネットの活動に参加してきました。
建築プロンティアネット
上の写真は西原村の「みんなの家集会所」です。
木の温かみの感じられるシンプルな集会所となっています。
仮設住宅で暮らす住民の方たちと表札づくり、時計作りをする班と
解体される建物の記憶を図面として残すため調査する班に分かれます。
記憶の中の住まいプロジェクトということで、
東日本大震災後に宮城県建築士会女性員会を中心に今も続いている様です。
地震や津波で被災し失われた建物の記憶を残しておくために、
ヒアリングをもとに住まいの図面を書き起こして被災者に送り、
建築を通じた心のケアや復興への手立てにしてもらえたら、というもののようです。
私を含めて4名で3月には解体されるお宅に伺い、
ヒアリングと図面を作成するための実測調査、写真撮影をしてきました。
築60年以上経過する家ですが、米ぬかの入った袋で床柱をしっかり磨いていたということで、
今でも艶のあるいい柱です。
思い出深い柱についていろいろと説明をしてもらいました。
そして壁のらくがきも思い出のひとつですよね。
住まい手の方からこの家での思い出を伺うにつれ、
家は思い出を積み重ねるとただの箱ではなく、
家族を包み込み、受け止める、かけがえのない場となるのだと改めて思った次第です。
話は変わりますが、もう一つの活動についてです。
2月25日の夕方から「いただきます」という映画の上映会を行います。
この上映会のお手伝いをしております。
必要経費以外は益城町で行われる交流会や復興の木プロジェクトに使われることと思います。
詳しくは下記サイトにてご確認ください。
復興の木プロジェクト
味噌作りはすでに満席となりましたが、上映会はまだまだ受付しております。
また復興支援マーケットも行っておりますので、
興味とお時間のある方は是非お立ち寄りくださいませ。