スギの人工林と花粉症と発酵食品

花粉症の方にとってはしんどい季節となりましたね。
昨年花粉症対策として、スギの人工林を10年間で2割削減という政策が出されました。
これについては色々物議を醸しています。

人の都合だけで2割伐採はどうであろうかと個人的にも思っています。
伐採計画は大切に育ててきた杉がどのように使われてるのがいいのかがで決めるべきではないかと。
建築士会連合会の木のまちづくり委員会のメーリングリストでも話題になりました。

そんな私もアレルギー検査をしたのですが、他はなにもないのですがスギだけが少し反応が出ています。
広島から東京に行ってから花粉症の症状が出てきてしまいました。
そこまでひどくはないのですが、このシーズンは特に3月前半は目がかゆくなったり、
鼻水がでたりする日があります。
3~4日、ティッシュを1日で1箱消費することもあるぐらいでした。
この話は昨年までの話で、
今年は目頭がちょっとかゆいかも(涙が出るほどではない)という時が5回ぐらいあったぐらいですごい改善されてました。
これまではこの季節は外に出る時はマスクしていたけど、今年は全然してなかったんです。

さてなんで改善されたのだろうということで、
Tverでボクらの時代を見ていた時に俳優の斎藤工さんが
「発酵食品を食べてから花粉症がなくなった、軽くなった」とか言っていてたんですよ。
その時は2月初めだったので、そーなんだと思っていたのですが、
私もここのところ発酵食品は多く摂取しているのでそのおかげかもと思ったりしてます。

なので私のかなりディープな発酵食品生活をご紹介出来ればと。

昨年3月半ばに作って、11月終わりに開封した味噌。
大分県産の大豆とカニ醤油の生米麹、天然塩 でつくりました。
ちょこっとカビが出てますが、いい具合に出来上がりました。
ここ2年以上朝、夕2回味噌汁を食してます(カレーとか外食の時以外ですが)

味噌汁の具も昆布(食べます)、干しシイタケ、切干大根で出汁をとるがてら食べるので常備してます。
味噌汁生活は健康にいいからではなく、おいしいから、他を考えるのが面倒だから続けられてます。
この味噌はまだあって、4月ぐらいまで自家製味噌を楽しめそうです。

今年も味噌を造りました。ふちを抑えている白いのは酒粕です。
同じく今年の11月に開封して美味しい味噌になることを願ってます。

味噌汁以外にも納豆は2~3日に1回は食べているのと、
甘酒の元と酒かすと生姜を入れた甘酒は週4で飲んでいます。

他には左の写真の玉ねぎ麹や生姜麹を料理のアクセントに使ったり、
昨年8月に友人から頂いたぬか床でぬか漬け作ってます。
特に人参が好きで、これを細かく刻んでサラダにするとドレッシングとか少なく済みます。
今の季節ではありませんがオクラとかもおいしいです。

ちょっと花粉症の話に戻します。

スギの人工林比率が高い、スギの素材生産量第1位の宮崎は花粉症にかかっている人の割合が少ないのです。
大分も多い地域となりますが割合としては全国平均以下となります。
本当にスギの人工林が悪いのであれば宮崎の比率が高いはずですよね。

長期的な目線でみると、スギの人工林の伐採以上に
きれいな空気と食生活の改善こそが花粉症対策になると思ってます。
花粉症以外の体質改善にもなるのではないかと。

これは薬の様にすぐに改善できるものではなく、地道に続けていかないといけませんが、
日本には素晴らしい発酵食品文化がありますので、これを楽しく取り入れ、
体質改善をしてみるのは如何でしょうか。