前回の投稿でおおいためじろオシ住まいガイドラインについて投稿しようかということを記載しましたが、
6年度の活動も続けて投稿した方が比較出来て分かりやすいかなということで令和6年度を。
6年度も技術者向け研修をおこないました。
第1回は以前のアンケートから実際の事例建物を見学したいという要望から新しく出来た
大分市荷揚複合公共施設の設計者による説明とその建物見学会でした。
第2回は令和7年4月から建築基準法改正による省エネ法改正に向けて実際の計算方法についての解説や
省エネ適判を行う審査機関の方からの解説を行う内容でした。
第1回目の技術者向け研修の見学会の様子です。
この施設の一部は利用したことがあったのですが、全容はよくわからなかったので
省エネに対する配慮も含めて勉強になりました。
県民向けフォーラムは2回共親子でワークショップ形式としました。
これまで3回県民向けフォーラムを行ってきて、こういう真面目な2時間半もの長丁場の講演会は
なかなか人を集めるのが難しかったのと、子育て世代が参加するのが難しいということで、
過去の森-Laboでの「木のおうちをつくろ」の経験からこういう方向でやりましょうと提案しました。
この親子ワークショップは「住まいエコーLabo」とし、
第1回目は森ーLaboとのコラボで1日目が森-Labo、2日目は1日目に作成した軸組模型に断熱材等貼り付けてながら
省エネのことを教える講座としました。
建築の学生さんにキット作成やサンプル模型の作成を手伝ってもらいました。
親子で協力しながら家づくりにおける木づかいやエコの事少しでも伝えられたのではなかいと思います。
森-Laboの様子は以前の記事に記載しています。
木づかい模型教室2024
2回目は森-Laboとのコラボがなかったので、平屋建、面材耐力壁にして断熱材を入れやすくしてみました。
中津市で行われたのですが、多くの親子が集まり、真剣に模型づくりに取り組んでいました。
長丁場の模型作成作業で疲れたと思いますが、少しでも木づかい、エコな家について
学んだことを持ち帰ってもらえてたらいいかなと思っております。
令和6年度で一番大変だったのが前年度の「おおいためじろオシ住まいガイドライン」
PR用の動画の作成です。
結構本格的な機材がそろう中、撮影が行われました。
私は技術者向けの動画の台本作成(半分程度)と、説明者として出演することになってしまいました。
動画も本体の「おおいためじろオシ住まいガイドライン」も
大分県の方に省エネの道しるべを示すために相当な労力を使って作成されたものです。
作って終わりではないので、今後これらをどう活かしていくのか見守っていかなければと思ってます。
この3年間の建築物グリーン化促進事業の中でどう多くの県民に省エネ建築物のことについて伝えていくかという
目線で考え、いろんな提案を行ってきました。
自分が当事者であるという意識でこれまでの貴重な経験を
今後も自分の建物づくりの活動に活かしていきたいと思ってます。