令和5年度も4年度同様技術者向け研修や県民向けフォーラムが行われました。
まずは技術者向け研修から紹介します。
R5年度の技術者向け研修は住宅をということで、まずは三澤先生に
既存住宅をどう活かしていくかについて学びたいということで、
「既存住宅を改修して住み継ぐこと」についてご講義して頂き、
2回目に野池先生にもう少し省エネに特化した内容ということで
「内部結露対策に対する基礎知識」について講義して頂きました。
今回は講師の方と講義以外にも大分県内の技術者に事例を紹介してもらい、
それについて格子の方と対談するかたちをとりました。
同じ技術者でもどんなことをされているか具体的に知る機会がなったのでいい機会でした。
次は県民向けフォーラムです。
県民向けフォーラムはどう一般の方に来てもらうかがカギになります。
第1回目はアースデイおおいたとコラボしました。
講師にはみかんぐみ、東北芸術工科大学の教授等多くの肩書をもつ竹内先生にご登壇頂きました。
R4年度同様トークセッションを行ったのですが、建築技術者だけでなく、建築学部の学生さんにもご登壇頂きました。
秋のいろんな行事の多い時期だったので別府市の小学校全てにチラシを配布したのですが、
自分たちが見込んでいた集客がなかったのが先生の登壇等内容が良かっただけに残念な部分でした。
第2回目は臼杵市で行われました。
今回はよりお子様のいる世代にどうつたえていくかということで、
子供たちが木のおもちゃで遊べるスペースや、省エネ機器の展示など行いました。
今回は私の方でこのチラシを作成しました。
今回は南雄三先生にご登壇頂いた後に、
省エネのことについて学んだ子供達に学んだことを発表する機会を設けました。
子供たちのご両親、おじいちゃん、おばあちゃんも見に来ていただければと思っていたのですが、
思いのほか子供を預けて…な感じになってしまったのが思惑通りにいかなかった点です。
「省エネの大切さ」という真面目なことを一般の方に伝える難しさを感じました。
この経験はR6年度の活動につながります。
それと貴重な機会だったのがパッシプタウンの視察です。
建物のエコに対するところはもちろんですが、外構や外構をどう管理していくかという長期目線での
作り方が素晴らしかったです。
大分県建築物グリーン化 事例集
に載せてますのでご確認ください。
R5年度で一番大変だった「おおいためじろオシ住まいガイドライン」についてはまた次回へ。