七草藺 植付体験

1ヶ月以上もブログを更新しておりませんでした。久しぶりの投稿です。

暑さがやわらいでちょうどいい天候だった昨日、七草藺という畳表の材料にもなっている
カヤツリグサ科という植物の植え付け体験をしてきました。
七草藺とは

まずはパネルやスライドを使って七草藺の歴史やどのように作られ、使われているかのレクチャーが行われました。
中に実際の七草藺の畳表や座布団が展示されていたのですが、部屋の中に入ると七草藺のいい香りが立ち込めていました。

七草藺については七草藺学舎に行ったときの事を以前のブログに記載しておりますのでご確認くださいませ。
七草藺学舎訪問

植え付けを行う苗ですが、よく見てもらうと分かるように断面が三角形になっています。

本日はこの場所で手植えで植えていきます。

泥と格闘しながらひとつひとつ丁寧に植えていきます。
七草藺はデリケートな植物なので、植えた後の穴は平らにしてください、
足で踏んだ部分は平らにならして下さいとの事でした。
穴があるとそこから病原菌が入ってしまうとの事です。

学生さんをはじめ多くの方たちと一緒に植えていったので、早めのペースで植えられていました。
ずっと屈んでいると腰が痛くなります。泥に足を取られますし、かなりの重労働ですね。

私の植えた部分はかなり中によって曲がってしまいました。
まっすぐに植えているつもりだったのですが、難しいですね。
初夏のさわやかな風を感じながらみんなでひとつひとつの苗を植えていき、心地よい時間でした。
自分で植えた分愛着が湧きますね。成長した姿も見てみたいものです。
そして自分で設計した建物の中にこの畳表を使いたいと思う今日この頃です。

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