津久見へ

昨日バスに乗って津久見市へ行き災害ボランティアとして活動をしてきました。



熊本地震で罹災証明等調査に行き、多くの被災した建物を見てきましたが、
水害はまた全然ちがったかたちで被害が現れます。
大分市内にいるとあの台風での影響はそこまで大きくなかったように思いますが、
津久見市へ行き、台風の翌日の写真を見せてもらうと被害の大きさが分かります。

私が担当したのは床下浸水をされた家での床下の泥だし作業でした。
床下での泥だし作業、畳を移動させる作業等なかなかの力仕事でした。
家主の方に「本当にありがとう」という言葉を頂き、力仕事の疲れもすっかり忘れてしまいました。

ボランティアのアドバイスです。
バスの中でこのようなチラシを頂きましたが、泥だし作業はかなり汚れるので着替えはあった方がいいです。
もしくはそこまで暑い日でないなら100均などで売っている雨具を着て作業するのもいいと思います。
それと床下の作業であればヘッドライトがあると便利かもです。
梅干しはなくても大丈夫ですよ(笑)

津久見市はまだまだボランティアが足りてないとの事でした。


私がボランティアで伺った家は移築されてかなりの年数が経っている家と伺いましたが、
とてもきれいに住まわれているので、ここの泥をだしまだまだ住んで頂きたいと思う家でした。
今の住宅に比べたら構造的にも断熱性能的にも劣りますが、
この味わいある風情は今の早い工期で造られる家では年月を重ねても出ない風情です。

こういう家を性能を確保しつつ、今のライフスタイルに合わせた改修をして残していけたら
と思う今日この頃です。