地鎮祭

8月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。
8月2日の晴れた日に地鎮祭が行われました。
もりのわ設計室として初参加です。

まずは手水で心身を清めます。
実は地鎮祭(起工式)に参加するのが約7、8年ぶりで忘れしまっていました。
右手から出すものだと認識せずにいたのですが、前の人をそのまま真似たので大丈夫だったかと思います。
右手→左手→口元(しぐさだけでもよい)のようです。(今回調べて初めて知りました)

今までほとんど意識したことがなかったのですが、
お供え物のお米は洗米である(無洗米ならいいのでしょうか?)とか山の幸は果物とか
野菜はナスやキュウリなど地上に出来るものと、大根やイモなど地面の下に出来るものを用意する等はじめて知りました。

ちなみに地鎮祭とは
建築などの起工に先だち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式である。(デジタル大辞泉より)

地鎮の儀では鋤を持ち、「えい、えい、えい」とやりました。
それぞれの地方によって地鎮の儀において施主様、設計者、施工会社のもつものが違うみたいですね。
私はすっかり設計者は鎌を持つのかと思っていました。
ちなみに今回の神主さんは女性の方でした。
背も高く、凜としていて、美しい所作で式を行って頂きました。

式が終わると地縄の確認を行いました。
建物の長さや道路境界線から地縄までの距離を確認しています。
もうすぐここに建物が建てられるのかと思うと感慨深いものがあります。
工事が本格的にはじまるのはもう少し先になりそうです。

この建物は湯布院の観光地に建つ店舗+飲食店の複合施設です。
福岡在住の建築デザイン工房kocochi空間の西岡さんと共に設計をしました。
昨年の今頃はここのコンペ案を2人で必死に考えていたのを懐かしく思います。
ようやく新たなスタートラインに立てた感じです。
共同設計者の西岡さんをはじめ、お施主様、施工会社の3者一体となり、
自分たちをはじめ、多くの人たちに満足してもらえるような建物を造ることが出来る様
頑張っていきたいと思う今日この頃です。

 

 

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